新規開拓で病んだメンタルの回復方法

法人営業

今日もあっきゃんブログにお越しいただきありがとうございます。

今回は営業で新規開拓をしていた頃の病んでしまったメンタル回復方法のご紹介です。

この記事を最後まで読めば、

メンタルの回復方法

の参考になるかもしれません。


いざ人生初の飛び込み営業へ!

私は新卒で主に石川県で事業展開しているオフィス用品を扱う会社に営業で入社しました。

入社して3ヶ月までは研修や先輩の営業同行で知識を身に着けていました。

そして、迎えた7月上旬。

上司から1人で営業してきてとの指示が出ました。

営業かける対象は弊社のお客様ではない企業でした。

そしてアプローチの方法は飛び込み営業でした。

決められたエリアでお客様ではない企業をピックアップしてチラシを片手に駆け回っていました。

社会人3ヶ月で経験する門前払いの嵐

しかし、最初からうまくいくはずもありませんでした。

3ヶ月前まで学生だった人間がいきなり社会に出されてうまく話せるはずもありませんでした。

弊社はまだ足で稼ぐような文化も強かったため、下調べもせずとにかくピンポン目がけて駆け回っていました。

今考えればかなり無謀ですが、訪問先のことも満足に調べずに「お客様のためにうんぬんかんぬん…。」なんて虫が良すぎますよね。笑

しかし、当時は顔を出していれば何か買ってもらえるやろうと楽観的に考えていました。

ですが、そんな考えもすぐに限界がきました。

当時は1日12~15件程回っていました。

しかし、そんな中でも話を聞いてもらえるのは1,2社程でした。

日によっては1社も話を聞いてもらえない日もありました。

そのような日々が1週間も続くとさすがにきついものがありました。

先方は私が嫌いで断っているわけではないと体ではわかっているのですが、理解がそう認識するまでは時間がかかりました。

そして、段々とピンポンを押すのが怖くなり訪問件数が減っていきました。

当時は大きな会社の外観を見ただけでビビっていたのを覚えています。

会社と戦うわけではないのに体がすくんでしまうんですよね。

しまいには営業車で悶々とした時間を過ごす時間が増えていきました。

病んだメンタルを回復させるために講じた解決策

つらい現実から避けるように1人で営業車に籠ることももちろん罪悪感が募っていきます。

ただ当時は企業回りをする気力もほとんどありませんでした。

営業車に籠るのも、営業するのもおっくうという何もできない状態でした。

行きたくても体が言うことをきかなかったです。

この状況をずっと続けるのも良くないことは確信していたので、解決策をいろいろと考えていました。

まずは自分が好きな音楽を車内でかけっぱなしにしていました。

これは多少効果がありましたが限定的なものでした。

決まった時間に昼寝を試みましたが、これも限定的で根本的な解決には至りませんでした。

ネットで門前払いで病んだメンタルを復活させる方法もググって試しました。

訪問前にポジティブなセリフを唱え続ける、このままの状態が続くとどういう事態を招くのか想像する、心理学的な観点から自己を見つめ直すなど。

どれも状況を打開する方法には成り得ませんでした。

そしてある時、解決策を考える上で大切なのはどうしてこういう状況に陥ってしまったのか原因を考えることではないかと考えました。

私がこういう状況に陥ったのは門前払いが続いたことです。

であれば門前払いがなくなる、少なくなれば解決すると考えました。

ではどうしたら門前払いが減るのか。

それは訪問先を知ることから始まるのでは?と仮定しました。

今までは下調べは弊社のお客様かお客様じゃないかの判断くらいでした。

さすがに無茶すぎますよね。笑

皆さんもいきなり自宅に保険の営業マンが来て、年齢や家族構成を聞かずに一方的に商品の説明を始めたら嫌な気分になると思います。

それに近いことを自分がしていたのかなと客観的に考えることができました。

それから訪問前にはHPがある企業は確認するようになり、HPがない企業は外観や業種でおおよそのトレンドを把握することに努めました。

またいざ訪問するぞと意気込んでも急に弱気になることもあります。

そういった逃げの姿勢を防ぐために先輩の同行を増やしてもらいました。

他人の目があると逃げようにも逃げられないですからね。

そして事前のアポも活用するようにしました。

アポや決まった予定があれば行かざるを得なくなります。

そうすることで無の時間を減らすようにしました。

事前学習や先輩の同行増、アポや決まった予定を入れることに注力した結果、メンタルは徐々に回復していきました。

そして門前払いではメンタルがへこたれなくなりました。

私が実践した解決法は個人差があり万人受けするとは考えていません。

ただもし、同じように苦しんでいる方の気分が上向きになるきっかけになれば幸いです。

苦しい時は無理せずに周りの人を頼って下さいね。

ではまた次の記事で!

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