納期未定の商品を販売する上で気をつけたいこと

法人営業

今日もお疲れ様です。

今日はとても天気が良く散歩してきました。

散歩できると気分もリフレッシュできますね。

今回は販売する商品が納期未定で営業が難しいといった内容です。

この記事は、

取扱商品が納期未定になっている営業の方々にこれは気をつけてほしい

といった内容になっています。

注文いただいても心配事が…

これは最近起きた出来事です。

あるお客様でコピー機の更新がありました。

5年リースでコピー機を購入されていたのでその満期が今年でした。

お客様へ更新の案内をして更新後も同額でご利用できる旨をお伝えしました。

するとお客様から同額なら良いよとのことで受注をいただきました。

しかし、問題は受注した後に待っていました。

コピー機の在庫が無く納期が全くの未定だったことです。

どうしてこうなった?

コピー機含め今はプリンターや家電、車の部品など多くの商品で在庫不足、納期未定が相次いでいます。

どうしてこうなっているかというと、半導体不足とコロナ禍による生産ラインストップ、物流の不足があげられます。

半導体とは電子機器には必要な部品の1つです。

それが今急激な需要増加と生産工場の火災による供給ラインの不足で生産が追い付いていない状況です。

半導体の不足は今年いっぱい続くのではないかと言われています。

また、コロナ禍における生産ラインのストップも大きく影響しています。

海外にある日本の会社が商品を海外で生産し、日本に輸入する構図はよくあります。

しかし、現在世界的に流行している新型コロナウイルスの影響で生産をストップしている工場が多くあります。

その影響で商品が完成せず在庫不足、納期未定といった事態が発生しています。

最後に物流の不足についてです。

これはお付き合いしているメーカーさんから聞いた話です。

海外で作られた商品はある程度の数が集まらないと輸出できないと言っていました。

コロナ禍による物流の制限や、配送コストの高騰が理由に挙げられると考えます。

今はガソリンの高騰も続いているので車を運転する方々には痛手ですよね。

海を渡る船の燃料の高騰も続いているため細々と船便を出せないと考えられます。

以上の3点からコピー機を含む電子機器の在庫不足や納期未定が続いています。

気をつけたいポイント

私もこの事態は理解していました。

会社でも不定期にコピー機の入庫報告は聞いていたので去年より在庫はあるのかなと考えていました。

なのでコピー機の受注を頂いた時も、

「まあまだ更新の時期に時間あるし大丈夫だろう。」

と考えていました。

しかし、会社に受注報告と共にコピー機の納期状況を聞くと、4か月以上納品待ちのコピー機があることを知りました。

流石に4ヶ月も待っていては更新時期がきてしまいます。

リースはお客様に商品の納品の確認が取れてから契約がスタートします。

このまま新品のコピー機が納品されないままだと、リースの更新もできません。

これには困りました。

会社にかけあって更新時期を迎えても前のコピー機を使えるような手続きがあるそうです。

来週、お客様に現在の納期の状況と今後の方向性を説明しに行こうと考えています。

今コロナ禍で様々なことがイレギュラーで起きています。

今までの当たり前が通用しないことをこの出来事で改めて実感しました。

なので営業の皆さんは商談中の商品の納期は逐一確認することは必須だと感じます。

特に半導体含む電子機器はとても在庫が流動的です。

仮押さえができる商品であれば仮押さえして損はないはずです。

そして、お客様には在庫不足、納期未定の旨を世界的な情勢を踏まえつつ説明されることをおすすめします。

お客様から聞いてなかった、知らないなど言った言わん問題になると面倒ですからね。

これからもイレギュラーなことは続くと思いますが、1つ1つ落ち着いて対処していきましょうね!

私と同じ営業の皆さん、頑張りましょう!

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